私が講師を務めます

宮川 淳

建設現場から教育現場に入り、旭川工業高校土木科教諭を定年退職後、約20年ぶりに建設業界へ。身をもって体得した現場の知識や経験と、生徒一人一人に寄り添った指導が高く評価されており、「土木技術者入門講座」は、人材育成の新たな取り組みとして各方面からも注目されています。

続きを読む 閉じる

土木技術者入門講座とは?

安心できる就業環境を目指して

(一社)旭川建設業協会では、普通高校からや他業種からの転職等で建設業(土木)へ就業された方に対し、土木の仕事における基礎的な知識や技術を、就業してからも学ぶ事が出来る機会を設ける事で、安全に安心して仕事に従事できる環境整備の一環として、講座を開設いたしました。
旭川建設業協会に加盟している企業へ就職された方であれば、どなたでも講座へ参加することが可能です。

土木技術者とは?

まずは、座学から

土木の仕事は、人々の暮らしやインフラを守る大切な仕事であり、様々な技術革新が行われ、最先端技術も導入されていますが、IT(情報技術)やAI(人工知能)が進化しても、大事なのは、そこに携わり、正確に安全に工事を進める現場を管理する人間です。社会基盤を整備する土木工事には高いスキルと高度な知識が求められ、現場代理人や土木技術者を目指す人には、「土木施工管理技士」など多くの資格が用意されています。これらの資格を取得することで、土木技術者としてスキルアップし、やりがいも大きく、より発展的な将来につながります。

現場で役立つ知識と経験

そして実習へ

1日6時間の講座を3日間、これを1コマとして、余裕を持って年間5コマ開設します。講座受講中の期間は、もちろん各会社から社員としての報酬が出ます。
旭川建設業協会に加入している各企業の垣根を超えた連携で行うので、受講生同士のつながりもでき、現場に出たときに最も必要とされるコミューニケーション能力も培われます。

土木技術で社会に貢献

リアルな体験をサポート

講師を務める宮川 淳さんは、長年の工業高校土木科教諭の経験を生かした、ユーモアを交えた分かりやすく楽しい授業に定評があります。オープンな雰囲気の中、分からないことなどは、その場で気軽に質問することもできます。
講座では楽しく学べる色々な工夫もされており、例えばコンクリート土木の講座では、人気アニメのキャラクターの型にモルタルや骨材を使って文鎮を造るなどして受講生に大好評でした。

これまで受講した人は「土木についてあまり知識がなかったが、 勉強をして興味が深まり、社会基盤の整備に貢献する土木技術 者に魅力を感じるようになった。将来は現場を管理する資格を取りたい」と意欲的に語っています。

続きを読む 閉じる
TOP
TOP